占いジプシー
元々直感が強いところもあるせいか、スピリチャルな話や、占いなどが好きでした。
以前、何度か世界的に有名な霊媒や国内で有名な占い師にお願いしたことありましたが、惨憺たるものでした。
ですので、それ以降は好きだと言っても自分でタロットをしたり占いサイトを見るぐらいでした。
ところが去年は多いにハマり、恋愛相談に何十万も使ってしまいました。
普段しないようなお金の使い方を何故してしまったか。
私の場合は体調を崩したこともあり、気が弱っていたのが大きかったと思います。
いくつかの占いアプリや、電話占いサイトで占いジプシー状態でした。
自分の望んでいた占い結果と違うと、すぐ別の占い師にハシゴしました。
そして自分が期待する内容の場合は、満足して電話を切るのでした。
どの占い師とどんな会話をしたか記録を取っていますが、今読み返すと酷い内容です。
中には何となく合ってるかも?、という占い師もいましたが、全く見当違いの話をして来たり、根掘り葉掘り情報を聞き出すだけで話を合わせ、あとはただの世間話で終わる人が大半でした。
それなのに何故何十万も使ったか。
何かすがるものが欲しかったからです。
誰かに何でもいいから大丈夫と言ってもらえると一時的に安心する。
でも当然言われた結果と違うから不安になる。また安心したくて電話する。
ループです。
占い師が優しく諭してくれるのは仕事だから。
あれもこれもと話を広げたり、その場でやたら長い数を数えるような変なまじないをするのも、1分でも長く繋げていたいから。
生年月日、名前不要とあっても、殆どが聞いてきます。
データ登録にも使ってるかもしれませんね。
1番疑問なのは霊視がウリの占い師が職業を聞いてくる事でした。
プロフィールに書かれているような力があるのなら、言わなくても分かるでしょ、と毎回不思議でした。
占いの内容は、あくまでも不確かなもの。
5分後、1時間の直ぐ未来も的確に分かる人がいるとすればまた別ですが。
結局、意識は遠い未来や過去に飛んでしまい、余計にモヤモヤしてきたり。
更には他人(占い師)の意識を通して見るので、余計な先入観が捻じ込まれたりもして、悪化する一方だったように思います。
最悪なのは、占い師と電話を切った後具合が悪くなったことです。
ずっと頭を覗かれてるような違和感。
変な念を寄越す人は占い師なんてやめて欲しいです。
結論。
もっと有意義なことに大切なお金と時間と労力を使えば良かった。
「本物」がいるならそれこそ会ってみたい。
です。
*あくまでも私個人の経験に基づいた結論なので、皆さんに占いはするなと言っているのではありません。